マイペースの白鵬(左)はぶつかり稽古で胸を出しただけだった=2015年12月25日、東京都墨田区の両国国技館(共同)【拡大】
大相撲初場所(来年1月10日初日・両国国技館)を控え、横綱審議委員会(横審)による稽古総見が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、2場所優勝から遠ざかっている横綱白鵬はぶつかり稽古で胸を出しただけだった。大関陣も相撲を取らず、稀勢の里(きせのさと)は発熱で欠席した。
日本相撲協会の八角(はっかく)理事長(元横綱北勝海(ほくとうみ))が就任して初の稽古総見で、2場所連続8度目の優勝を狙う横綱日馬富士(はるまふじ)は力強い寄りが目立ち、12番をこなして全勝。横綱鶴竜(かくりゅう)も13戦全勝だった。
活気に欠く稽古総見に八角理事長は「これからという気持ちが強いんじゃないか。それじゃいけないのだが…」とため息交じり。白鵬が稽古場にいたのはわずか40分弱で「今からがんがんやっても駄目」と余裕の口ぶりだった。
白鵬らの低調な稽古に、横審の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は「活気と積極性がなく寂しい。土俵の充実から見てどうなのか」と苦言を呈した。(SANKEI EXPRESS)