総合2連覇を果たし、胴上げされる青学大の原晋(はら・すすむ)監督=2016年1月3日、東京都千代田区大手町(代表撮影)【拡大】
ハッピー大作戦
それでも駅伝シーズンが始まって襲ってきたのは「追われる重圧」だった。11月の全日本大学駅伝で2位に終わった。「勝たないといけないとなっていた。私も昨季と比べてこれが足りていないと減点法の指導になっていた」と原監督。反省を踏まえて生まれたスローガンが「ハッピー大作戦」。よい所に目を向けるよう努めることで、チームは本来の明るい雰囲気を取り戻していった。
この日の復路。3分以上のリードを持ってスタートすると、6区の1年生、小野田勇次選手が区間歴代タイの記録で山を駆け下り、勝負を決めた。全10区間をトップでたすきをつなぐ完璧な展開で、史上12校目の連覇達成。「今までやってきたことが間違っていないと証明できた」。神野選手は常勝軍団へと一歩階段を上ったことを確信した。(宝田将志/SANKEI EXPRESS)