医療看護110番リハビリ訪問看護ステーション代表理事の高岸博子さん(日本財団撮影)【拡大】
全国各地で活躍
第1期生として修了した看護師は17人。全国各地で高岸さんのように訪問看護ステーションを起業している。地域の診療所、福祉事業所、入居施設などさまざまな機関の協力者と連携しながら、高齢者一人一人に合ったケアを考え、提供している。これからは、高岸さんたちのような地域で活躍する看護師によって、高齢になっても自宅でケアを受けながら生活できる時代になることが期待されている。
今月17日には、笹川記念保健協力財団が「日本財団在宅看護センター起業家育成事業」の特別記念講演会として『高齢化時代の看護の力~在宅看護の役割~』を開催。国際看護師協会と日本看護協会の会長らが登壇する。ぜひ多くの人に、自身や家族に関わる問題として関心を持ち参加してほしい。(日本財団ソーシャルイノベーション本部 国内事業開発チーム 服部紗代/SANKEI EXPRESS)