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最期までずっと幸せでいるために 「老猫と歩けば。」著者 斉藤ユカさん (1/3ページ)

2015.10.18 13:00

「猫の介護をする飼い主は孤立しがち。飼い主同士で気軽に相談するような気持ちで、本を手に取ってもらえれば」と執筆の動機を話す斉藤ユカさん=2015年10月9日(塩塚夢撮影)

「猫の介護をする飼い主は孤立しがち。飼い主同士で気軽に相談するような気持ちで、本を手に取ってもらえれば」と執筆の動機を話す斉藤ユカさん=2015年10月9日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • うさぎ!?ではなく、斉藤ユカさんの足の間におさまるタンゴ。「昔はウナギのように腕の間から逃げていきましたが、老いてからはぴったり一緒にいてくれました。赤ちゃんのような瞳は、老いたからこそのかわいさですよね」(斉藤ユカさん提供)
  • うさぎ!?ではなく、斉藤ユカさんの足の間におさまるタンゴ。「昔はウナギのように腕の間から逃げていきましたが、老いてからはぴったり一緒にいてくれました。赤ちゃんのような瞳は、老いたからこそのかわいさですよね」(斉藤ユカさん提供)

 【本の話をしよう】

 大好きな愛猫。でもいつか、別れなければならないときがくる-。フリーライターの斉藤ユカさん(44)が、最期の瞬間まで楽しく過ごすための方法を『老猫(おいねこ)と歩けば。』にまとめた。トイレや餌、お金、火葬業者の選び方まで、丸ごとつづった。

 できることをする

 執筆当時16歳の雄猫・タンゴと暮らす斉藤さん。音楽分野を中心に活動するフリーライターだが、“老猫本”の執筆を思い立ったのは、必要に迫られてのことだったという。「飼い猫の寿命が飛躍的に延びたのは、ここ最近のことです。それだけに、老猫に関する情報が少なくて。獣医さんらが書いた専門書はあっても、具体的にどう快適に老猫と暮らすかを教えてくれるところがなかった。例えば、あるのは『どうしたら粗相をしないか』という情報ばかり。私が知りたいのは『粗相をし始めたらどうすればいいか』なのに。その悩みを知人の編集者に打ち明けたところ、『じゃあ、自分で書いてみたら?』と勧められて。タンゴが自分の老いていく姿を健康な状態で私に見せてくれているのだから、全てをまとめておこうと決めました」

「この本にあるのは、『精いっぱいのやり方』です」

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