2014年4月、貴州省貴陽市で押収された約1万5000丁の銃器。偽ブランド品作りが“お家芸”の中国では、銃器の闇製造や不法所持が拡大し、犯罪の急増を招いている=中国(CFP提供、共同)【拡大】
【国際情勢分析】
中国国営新華社通信傘下の国際情報紙、参考消息(電子版)などによると、バラク・オバマ米大統領(54)が大統領権限で銃規制に乗り出す中、世界第3位の通常兵器輸出国となった中国で、銃器の闇製造や不法所持が拡大していることが明らかになった。顧客の多くは犯罪組織というが、一般の銃愛好家も少なからず存在するという。国有の軍事企業、北方工業公司の製品は、世界各地の衝突が起きている地域で使われているとされ、国内外で“危険”を拡散させている。
ネット上で設計図公開
参考消息が引用した米シンクタンク、ジェームズタウン基金会のウェブサイトは、中国の2014年の銃器・弾薬の輸出額が1億6100万ドル(約190億円)だったとする国連のデータを示している。そのうち、競技用のスポーツライフルや猟銃が占める割合は、輸出総額の10%以下、1275万ドル(約15億円)にすぎないという。