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悲しくならない、明るく、明るく…を心掛けて 映画「はなちゃんのみそ汁」 広末涼子さんインタビュー (2/5ページ)

2016.1.8 14:00

「どんな世代の方が見ても、感情移入できる内容ですよ」と語る広末涼子さん=2015年12月3日、東京都港区(荻窪佳撮影)

「どんな世代の方が見ても、感情移入できる内容ですよ」と語る広末涼子さん=2015年12月3日、東京都港区(荻窪佳撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus】映画「はなちゃんのみそ汁」(阿久根知昭監督)。1月9日公開(P2提供)。(C)2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ

 《いずれは恋人の信吾(滝藤賢一)と一緒になり幸せな生活を送ることを夢見ていた千恵(広末)は、ある日、医師から乳がんと診断される。不安に押しつぶされそうになる千恵に、信吾は優しく寄り添い、プロポーズ。2人は夫婦となった。抗がん剤治療の結果、卵巣の機能が低下し、子供を持つことをあきらめかけていたところ、妊娠が判明。喜ぶ2人だったが、一方で、子供を産むためにがんの治療を控えることは、自分の命を失うリスクを背負うことを意味していた。それでも命がけで出産すると決意を固めた千恵は、無事にはなを出産したが…》

 母から娘へ 朝の安らぎ

 タイトルにあるみそ汁は、余命いくばくもない千恵が「自分が死んだ後も、はながきちんと暮らしていけるように」との一心で、かつお節を削るところから丁寧に作り方を教え込んだものだった。本作への出演が決まった広末は「朝は母親に言われるままに必ずみそ汁を飲まされていました」と、自分の学生時代を振り返った。

小さな幸せに気づいて

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