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還暦迎え 著書で人生の「第2章」提案 歌手、エッセイスト アグネス・チャンさんインタビュー (1/4ページ)

2016.1.9 13:00

タレント、アグネス・チャンさん=2015年12月24日、東京都渋谷区(古厩正樹撮影)

タレント、アグネス・チャンさん=2015年12月24日、東京都渋谷区(古厩正樹撮影)【拡大】

  • 「ひなげしの終活」(アグネス・チャン著、提供写真)

 人生に残された時間をいかに大切に生きるかを問うた書「ひなげしの終活」を出版したアグネス・チャンさん(60)。著書では、人生の“第2章”を提案しているが、死と向き合う暗いイメージはなく、むしろ生き方を充実させる明るいヒントがいっぱい詰まっている。誰にも“自分再発見”をさせてくれる指南書ともいえそうだ。

 乳がんで死を身近に

 歌手活動の傍ら、日本ユニセフ大使を務め、一昨年は政府軍と反政府軍が争う中央アフリカ、昨年には内戦が続く南スーダンをそれぞれ訪れて、戦禍に巻き込まれた難民の子供たちを勇気づける活動を続けている。こうした危険な国を訪問する前には必ず遺書を書くという。

 2007年には、乳がんを発症し「もしかして死ぬかもしれない」という考えが脳裏をよぎった。しかし、このとき三男は小学5年生。「今、絶対に死ぬわけにはいかない」と死への思いをきっぱりと否定した。「幸い早期発見、早期治療ができたおかげで8年間生存しています」と笑みを浮かべるが、こうした死を身近に感じたことと、8月に還暦を迎えたことが「ひなげしの終活」を執筆する動機になった。

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