習近平国家主席が登場し、陽気なポップ音楽に乗って「第13次5カ年計画」を紹介する動画をネット上でみる上海の若者=2016年1月12日、中国・上海市(河崎真澄撮影)【拡大】
「仕事しろ!」「出直せ!」
いずれも、共産党のお硬いイメージから脱皮する斬新な試みとはいえ、残念ながら評判はあまり芳しいとはいえない。ネット上では、「この曲ですっかり洗脳された」との皮肉や、「大気汚染や物価高騰や給料の低さなど人民のつらさが分かっていない」「こんな詐欺のような動画を作るヒマがあったら(党幹部は)さっさと仕事しろ!」などと、怒りも渦巻く始末だ。
ラップ動画の字幕には、変換ミスとみられる誤った漢字が2カ所あるとネット上で指摘されており、大学生らは「CCTVは中国語を勉強して出直せ!」などと手厳しく批判している。
留学生の動画には「(留学生たちに)支払った出演料はいくらだ?」との皮肉も。ネット時代の若者向けプロパガンダは一筋縄ではいかない。さらに洗練された動画公開が楽しみだ。(上海 河崎真澄、写真も/SANKEI EXPRESS)