年を追って大規模に
イベントが始まったのは約10年前。当時は中野区の施設で1000人規模の、ショーケースが羅列するスタイルのイベントだった。それでも当時は東京で大型のイベントといわれていたが現在では、2500人規模、出演者を合わせると延べ3000人にも及ぶという。
内容もバラエティーに富み、年間で活躍を見せたゲストを招聘してのショーケース、関東圏を中心に年数回の予選を経て行われるダンスコンテスト「ZERO CONTEST(ゼロ・コンテスト)」のファイナル。そして完全参加型で行われるバトルイベント「BEST CREW BATTLE」とダンス好きにとってはたまらない内容になっている。
全国ダンサーの交流の場
イベントに足を運んでまず感じたのは、ダンサー同士の仲の良さだ。同じスタジオ、狭いコミュニティーでの競争は、時としていさかいを生む。身内で切磋琢磨(せっさたくま)することによってのメリットもあるが、全国のさまざまなダンサーと触れ合うことにより、彼らは日本のトップのレベルを知る。