福娘から参拝客へ手渡される福笹(ふくざさ)=2016年1月10日、神奈川県鎌倉市【拡大】
成人の日が過ぎたとたん、鎌倉にも本格的な冬が襲ってきた。寒いね。暖冬模様だった分、ことさら寒さが身にしみる。
ただし、今年は正月三が日に続き、週末に成人の日の月曜日(11日)を加えた3連休も好天に恵まれた。むしろ、この幸運に感謝しよう。とりわけ連休中日の10日の日曜日は暖かく、すっかり春気分。
鎌倉駅に近い本覚寺の境内は「本えびす」の参拝客でにぎわった。「商売繁盛、家内安全、お祈り申し上げます」の掛け声に太鼓の音がドドンとかぶさり、福娘から参拝客へと福笹(ふくざさ)が手渡される=写真。
本覚寺は1436(永享8)年創建の日蓮宗のお寺だが、境内には鎌倉江ノ島七福神の「えびす様」を祀(まつ)る夷堂がある。もともとは源頼朝が鎌倉幕府を開いた当時、幕府の裏鬼門を守るため、えびす様がこの地に祀られたのだという。
境内はいまも、正月三が日は初えびす、そして1月10日は本えびすの参拝客でにぎわう。えびす様というと、七福神の中では釣り竿(ざお)と鯛を手にしたお姿で登場し、とりわけ海との関係が深そうだ。