露座の大仏=2015年12月23日、神奈川県鎌倉市長谷の高徳院【拡大】
明けましておめでとうございます。今年はどんな年になるのか。4日が月曜日だったせいもあって、世の中はもう、さっさと動きだしている。
内外の情勢を見ても、平穏無事だとか、天下太平だとかといったことは望めそうもない。変化をいとわずの心構えが必要ですね。宗教都市であり、観光都市でもある鎌倉もまた、大いなる変化の年を迎える。
長谷の高徳院では間もなく、露座の大仏が「50年に一度の健康診断」と言われる保存修理に入る。3月前半までほぼ2カ月の間は、大仏様の周囲に足場が組まれ、「美男におわす」と歌に詠まれたお顔を拝することもできなくなってしまう。昨年暮れの撮影ではあるが、しばしのお別れということでお姿をご覧いただこう=写真。
鶴岡八幡宮境内にある神奈川県立近代博物館・鎌倉(鎌倉近代美術館)ではいま、65年の歴史の最後を飾る展覧会が開催中だ。展覧会最終日は1月31日。この後、敷地は3月末をもって鶴岡八幡宮に返還される。建物自体はその後も保存されるし、県立近代美術館の活動は今後も、葉山館と鎌倉別館の2館体制で続けられる。