米国が提供を拒絶した最先端レーダーなど4技術も「開発中に何とかなる」と見切り発車。最先端レーダーの国内技術水準が要求性能の13.5%との現実に目をつぶり、「国産」への鼻息も荒い。14年の航空分野における部品国産化率39.6%の国が10年以内に国産化率65%の4.5世代戦闘機を造る、とか。欧米一流企業でさえ、第4~5世代機に20年前後も費やしているのだが…
4技術の穴を、韓国は怪しげな“自国技術”と欧州やイスラエルに頼って埋めるだろうが、節操なく兵器を売る欧州ですら警戒感は強く、旧世代情報しか出したがらなくなった。航空機エンジンといった核心部分は技術移転を控え、設計説明も最小限にとどめる。
自前技術を培っていれば、断片情報を応用し国内開発も成就するが、技術の盗用・つまみ食いを繰り返すツケで、基礎技術の遮断程度で国内開発を困難にする。高度技術を伴う部品・システムは輸入。単純部品は国内製造し、韓国企業が組み立てるが、部品が要求性能を満たさぬ代替品・欠陥品だったり整備不良だったり。