ウィーン「黄金のホール」
今年も生中継されたウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが行われるウィーン・ムジークフェライン・ホールで、コンサートを聴いてみたいと思うクラシックファンは多い。
ウィーン楽友協会のホール「ムジークフェライン」は、1870年に開場した。建築家、テオフィル・ハンセンはギリシャのパルテノン神殿をモチーフに設計、柱には胸もあらわな女神像があしらわれている。1680席の大ホールは、「黄金のホール」と呼ばれるだけあって、壁や天井に貼られた金箔(きんぱく)は、まばゆいばかり。金は見た目や、楽友協会を運営する市民階級の豊かさを象徴するだけではない。音響効果を考えて使われているのだ。