祈りのような美しい旋律の一方、勇ましくもある交響詩「フィンランディア」。日本人にもこの名作はなじみが深い。今年は、作曲者、シベリウスの生誕150年の記念年に当たる。モーストリー・クラシック11月号は「生誕150年シベリウスと20世紀の交響曲」を特集、グリーグやニールセンら北欧の作曲家、20世紀の交響曲も取り上げた。
シベリウスは、ヘルシンキの北約100キロのハメーンリンナで生まれた。幼いころからバイオリンに親しみ、ヘルシンキ音楽院に入学。その後、ベルリン、ウィーンに留学し、リヒャルト・シュトラウスらドイツの最先端の音楽に触れた。1899年、交響曲第1番、「フィンランディア」を作曲。1957年、91歳で生涯を終えた。