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【アメリカを読む】アップル転換期か 中国リスクで減速 (3/4ページ)

2016.2.2 09:00

2015年9月9日、新モデルのスマートフォン、アイフォーン6Sシリーズを発表するアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)。しかし、直後の10~12月期のアイフォーン販売台数は大きく減速した=米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)

2015年9月9日、新モデルのスマートフォン、アイフォーン6Sシリーズを発表するアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)。しかし、直後の10~12月期のアイフォーン販売台数は大きく減速した=米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)【拡大】

 アイフォーン人気陰り

 中国市場の減速はアイフォーンの失速と同じタイミングで起きている。アイフォーンの10~12月期の販売台数は0.4%増で、直前の7~9月期の22.3%からみても大きく減速した。要因は一昨年秋に発売して大ヒットとなったアイフォーン6シリーズの効果が切れ、マイナーチェンジにあたる昨年秋のアイフォーン6sシリーズの投入では販売台数の上積みができなかったことだ。

 アイフォーンの新製品を毎年秋に投入するアップルにとって、マイナーチェンジの年に販売台数の伸びが落ちるのは自然な現象だ。しかし前回のマイナーチェンジ時(アイフォーン5s投入が本格化した13年10~12月期)の台数の伸び率が6.8%増だったことを考えれば、今回の伸び率の低さはやはり異例の数字といえる。

 ただしクック氏は中国市場の先行きを悲観視しているわけではない。電話会見では「中国市場の長期的な成長性やビジネスチャンスには強い自信をもっているし、中国への投資は継続していく」とし、今年夏までに中国圏の店舗数を現在の28から40まで増やすと説明した。さらに「率直に言って中国での業績が壊滅的な状況に陥るというような観測には同意しかねる」とも述べて、市場に広がる不安を牽制している。

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