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【アメリカを読む】アップル転換期か 中国リスクで減速 (4/4ページ)

2016.2.2 09:00

2015年9月9日、新モデルのスマートフォン、アイフォーン6Sシリーズを発表するアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)。しかし、直後の10~12月期のアイフォーン販売台数は大きく減速した=米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)

2015年9月9日、新モデルのスマートフォン、アイフォーン6Sシリーズを発表するアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)。しかし、直後の10~12月期のアイフォーン販売台数は大きく減速した=米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)【拡大】

 3カ月で株価24%ダウン

 しかし決算発表翌日の27日、アップルの株価は6.7%も下落した。昨年11月上旬の水準からみれば約24%も低い水準になっている。あるアナリストは「アップルが厳しい状況にあることは明らかで、投資家は今年の秋のアイフォーン7投入を待つ必要がある」としている。

 またスマートフォンの普及が進むなか、アイフォーン7が投入されても以前のようには販売台数が伸びないというリスクも想定される。この場合は新たな収益源の確保が大きな課題として浮上するが、昨年4月に発売された腕時計型端末「アップルウオッチ」などの新製品にアイフォーンに匹敵する存在感を期待するのは時期尚早だ。

 アップルはスマートフォン向けアプリの販売や音楽の配信、決済サービスなどにもビジネスチャンスを見いだそうとしているが、単価が安いこれらのサービスで2300億ドルまで拡大した年間売上高を大きく積み増すことは容易ではない。アップルの財務状況は健全ではあるものの、常に成長を求める投資家の期待に応えることはますます難しくなっているようだ。(ワシントン支局 小雲規生(こくも・のりお)/SANKEI EXPRESS

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