広州恒大が約53億円で、スペイン1部リーグのアトレチコ・マドリードから獲得したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス(右)。しかし、移籍市場でのマルティネスの「適正価格」は約23億円とされ、中国クラブの過払いぶりが際立っている=2016年1月14日、スペイン・首都マドリード(AP)【拡大】
もっとも、中国クラブの“爆買い”は脅威と受け止められる一方、冷ややかな目も向けられている。スイスのスポーツ研究機関CIESが最近、公表した今冬の移籍市場での「払い過ぎ」ランキングでは、広州恒大に移籍したジャクソン・マルティネスが1位、江蘇蘇寧が獲得したラミレスが2位と、中国クラブが上位を占めた。
CIESは、選手の年齢や国際的評価、契約期間など多くの要素を総合して「適正価格」を弾き出している。それによると、ジャクソン・マルティネスの適正価格は1820万ユーロ(約23億円)。広州恒大は2380万ユーロ(約30億円)も過払いしたというのだ。
ラミレスの適正価格は1720万ユーロ(約22億円)とされ、江蘇蘇寧も1080万ユーロ(約14億円)も払い過ぎているといい、手当たり次第に外国人選手を買い漁っている中国クラブの“鑑識眼”の低さが際立っている。