古い日本刀は大きく、平安末期~桃山期までの「古刀」、江戸時代初期(慶長)~後期(明和)の「新刀」、幕末の「新々刀」に分けられる。戦いに明け暮れていた時代と江戸幕府による統治で太平となった時代、さらに時代ごとの戦法で刀の形が違う。さらには全国に5カ所ある刀の主要産地、作者の師弟関係で受け継がれる流派によって、刀の個性が一つ一つ違ってくる。
刀剣博物館では、女性の学芸員第1号だった“刀剣女子の草分け”久保恭子事業課長(51)は、鑑賞眼のレベルアップについて「書物と実物、両方に数多く接すること」とアドバイスした。(原圭介、写真も/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■刀剣博物館 東京都渋谷区代々木4の25の10。小田急線・参宮橋駅、京王新線・初台駅から、いずれも徒歩で約7分。(電)03・3379・1386。