そんな“ヒール役”の声を務めたのは、新日本プロレスの真壁刀義(まかべ・とうぎ、43)と棚橋弘至(ひろし、39)。いずれも業界最高峰とされる「IWGPヘビー級チャンピオン」のベルトを腰に巻いたことがある、トップ中のトップレスラーだ。SANKEI EXPRESSの取材に応じた2人は「俺と棚橋がクラヤミ族の声優として呼ばれたのは、プロレスラーとして必死に頑張って、頑張って、頑張り抜いたからこそだからだろう。これからも声がかかるように本業のプロレスを頑張ろうと思いましたよ」(真壁)、「声優ができると聞いてビックリすると同時に感動しました。そもそも今まであのドラえもんに関われるなんて思わなかったので…。一生懸命やらせていただきました」(棚橋)と、いかつい顔を少年のようにほころばせ、それぞれに喜びを爆発させた。
ちなみに「本作のタイトル『新・のび太の日本誕生』、つまり『新・日本誕生』は、新日本プロレスの『新日本』にかけたネーミングなんですよ」と、東宝の秋山智美広報(30)は舞台裏を説明。真壁、棚橋の存在が、本作においていかに重要なエッセンスであるかを端的に示すエピソードだといえよう。