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「待ち焦がれた」青函掘った男たち万感 北海道新幹線あす開業 (2/3ページ)

2016.3.25 07:30

北海道・松前郡福島町の青函トンネル記念館にある工事で使用したボーリングマシンの前で開業への思いを語る花田順一さん=2016年3月2日(杉浦美香撮影)

北海道・松前郡福島町の青函トンネル記念館にある工事で使用したボーリングマシンの前で開業への思いを語る花田順一さん=2016年3月2日(杉浦美香撮影)【拡大】

  • 試験運転で走行する、JR北海道の新型車両H5系=2016年3月24日、北海道北斗市(共同)

 大きな水圧がかかる海底での作業。穴を掘ると水が出るためセメントを注入し、固めながら掘り進める。長靴が汗と水で重くなった。1日わずか1メートルしか掘り進めない時もあった。「水平ボーリング」などの新たな技術を開発しながら前へ進んだ。

 「手探り状態での作業だった。『10年』と思っていたが、20年以上かかってしまった」

 異常出水に襲われ、何度も危機が訪れた。最大の危機は、76年5月。作業坑から最大毎分85トンも出水し、トンネル全体が水没しかねない状況に陥った。花田さんと同様、元漁師で同郷の角谷敏雄さん(81)に招集がかかった。

 苦しみと悲しみ連続

 「トンネルを沈めてはならねえ」。角材を組んでいかだにし、移動式ポンプを運んだ。足がつかないほど浸水したところでは水中に潜って作業した。

 「あの時は戦争だった」

「新幹線が通らないと意味がないと思っていた。本当にうれしい」

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