「日本一」の観覧車は外国人にウケる? エキスポランド跡地に建設計画 (2/4ページ)

2013.9.19 06:00

  • 解体前のエキスポランドの大観覧車「テクノスター」=大阪府吹田市


 その高さはなんと170メートル。現在、世界最大の「シンガポール・フライヤー」(シンガポール、165メートル)を上回る華々しさだっが、「計画を再考した結果、130メートルに縮小した」(三井不動産)という。

 同社は、詳しい理由を明かさなかったが、高さ世界一の観覧車の建設費は100億円を上回るとみられ、投資回収を見込めなかったのではないかとみられる。

 実際、ダイヤと花の大観覧車で約20億円、天保山大観覧車で約25億円の建設費が掛かっている。

 2020年夏季五輪の開催地が東京に決まり、今後は工賃や鋼材価格の急騰も懸念される。

 計画のさらなる見直しを迫られる可能性もありそうだ。

 世界では観覧車ブーム?

 「今時、観覧車で人が呼べるのか」。そんな冷めた声もささやかれるが、世界では、観覧車の建設ラッシュが続く。

 高層ビルなどと同じく、巨大観覧車は、その国の経済力や技術力を映す“鏡”でもあるからだ。

開業当初は「物珍しさ」で集客できるが、人気を長続きさせるのは難しい

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