昨秋、米ニューヨークで高さ190メートルの観覧車計画が発表され、今年に入ってから、アラブ首長国連邦のドバイで210メートルの観覧車が着工した。米ラスベガスでは、高さ244メートルという途方もない構想も飛び出しており、観覧車の「世界一」をめぐって各国の競争はヒートアップしている。
「(テーマパークや遊園地の)絶叫マシンとは違って、子供からお年寄りまで幅広く楽しめる」
国内外で観覧車の建設・運営を専門に手がける泉陽興業(大阪市浪速区)は観覧車の魅力をこうアピールする。
国内でも需要は底堅く、14日には、同社が山口県下関市で建設した高さ約60メートルの観覧車がオープンした。
ただ、開業当初は「物珍しさ」で集客できるが、人気を長続きさせるのは難しい。
2008年に開業した「シンガポール・フライヤー」の運営会社は、今年5月に経営破綻している。