【ふるさと納税Q&A】“お礼”が美味しい! ベスト作戦を専門家らに聞く (4/7ページ)

2014.10.26 07:15



 誰もが欲しがる静岡県・西伊豆町の「獲れたて活きイセエビ」(限定200セット)や「肉厚獲れたてアワビ」(限定100セット)などは競争率が高いので、年間計画に沿って早めに手を打たなければもらえないという。

 さらに金森さんは「公式発表を見てからでは間に合わないことがある」ため、SNSのリアルタイム検索機能を使って、特産品関連のつぶやきをチェックしている。「来年はスペシャルな商品を狙うつもりです。牛肉ならA5クラスの飛騨牛、近江牛などのブランド牛に絞るつもりだし、長野県・豊丘村の松茸も欲しい」。松茸は秋の味覚だが締め切りは夏(今年は8月22日、現在は2015年度分を受け付け中)。しかも寄付金額10万円以上なので、計画的に動く必要があるのだ。

 松茸は例外としても、スペシャル品をもらうためには必要な寄付金額も高くなる。「来年から寄付金額の上限が2倍になれば、手の届く品が多くなるのではないでしょう。また確定申告が不要になれば、ふるさと納税を始める人が増えて自治体も商品の充実を図ると思います」

 同時に寄付する側の選択基準も厳しくなると予測する。また地元の温泉や施設に招待する体験型の商品は「休みを取って交通費自腹で出向くのだから、よほど魅力がないと難しいですね」。

初めてのふるさと納税はわからないことだらけ。そこで…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。