貫通扉を通り、隣の2号車に入った。2人部屋の客車「ロイヤルツイン」(1人27万~55万円)だ。
高級なあつらえのテーブルセットや木材を多く使ったアールデコ調の内装。収納式のベッドを壁から引き出すと、高級ホテルにいるような気分になる。ベッドメークや収納は、車内クルーが食事などで部屋を空けるタイミングで済ませてくれるらしい。
3号車もロイヤルツイン、4号車はロイヤルツインとロイヤルシングル(1人33万~67万円)。3、4号車を通り抜けた先の5号車はラウンジカー「サロン・ドゥ・ルゥエスト」。24時間、一部の高価な酒を除き、アルコール類やソフトドリンクを無料で提供する。バーテンダーがつくる本格的なカクテルもある。
1両“まるごと客室”
7号車が最高級客車「ザ・スイート」(2人利用、1人75万~125万円)だ。
1両をまるごと1室にした世界でも珍しい客車という。エントランスには白い大理石が敷き詰められている。部屋に続く短い階段があり、手すりには20センチほどの銀色に輝くウサギの彫刻。神話の「因幡の白兎(うさぎ)」をモチーフにしたものらしい。
部屋はリビングと寝室、浴室に分かれており、落ちついた暗めの内装だった他の客車と比べ、白を基調にした明るい雰囲気で特別感を演出。窓もひときわ大きく、開放感にあふれる。