企業物価、10年ぶり低水準 原油価格下落が影響
日銀が13日発表した平成27年度の国内企業物価指数(22年平均=100、速報)は、消費税増税の影響を除く指数で前年度比3.2%下落し99.0となった。マイナスは2年連続で、17年度(97.7)以来、10年ぶりの低水準だった。原油価格の下落や、中国経済の減速を背景とした需要低迷が響いた。
ガソリンなどの石油・石炭製品が23.9%下がったほか、化学製品や電力・都市ガス・水道の価格も下落した。鉄鋼などの価格も下がった。一方、円安で海外から輸入する原材料費が上がり、食料品・飲料・たばこ・飼料は1.1%上昇。牛肉などの農林水産物の価格も上がった。
下落したのは404品目、上昇したのは320品目で、24年度以来、3年ぶりに下落品目数が上昇品目数を上回った。
輸入物価指数は円ベースで13.7%下落。輸出物価指数も1.5%下がった。
同時に発表した28年3月の国内企業物価指数は、前年同月比3.8%減の99.6となり、12カ月連続で前年を下回った。
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