日本酒の生産量と輸出額【拡大】
日本酒の輸出を官民連携で後押しする取り組みが本格的にスタートする。酒造業界や旅行会社、インターネット関連ベンチャーなどの民間企業と観光・商工団体や地方自治体、関係省庁が参加し、3月下旬に酒蔵ツーリズム推進協議会を観光庁の主導で結成。日本酒を地域の観光資源に育てて輸出拡大を図るとともに、訪日外国人の増加を狙う。観光資源としての魅力を併せ持つことで、廃業が続く酒造業界の底上げにもつながるとの期待も膨らんでいる。
最高賞選出追い風
「人口が約3万の市で開いた2日間のイベントに3万人も集まるとは、全く想像していなかった」。佐賀県鹿島市商工観光課の担当者は、1年近く前の盛況ぶりをこう振り返る。
2012年3月下旬、市内にある6つの日本酒の蔵元と観光団体などが連携し、「酒蔵ツーリズム」を初開催。関西や関東からも観光客が押し寄せ、酒蔵の一般開放(蔵開き)を楽しんだ。