TPP、転換探る農家 「生活保護のような補助金時代は終わった」 (2/7ページ)

2013.4.7 09:20

台湾に輸出する「玉木米」を手にする玉木修氏(水内茂幸撮影)

台湾に輸出する「玉木米」を手にする玉木修氏(水内茂幸撮影)【拡大】

  • 「さつまいもプリン」を手にする南雲信幸氏(左)と新谷梨恵子氏

 TPPで米価が壊れれば、就農者がさらに少なくなる可能性もある。ただ、南雲氏はTPPを悲観的ばかりには捉えない。

 「農園ビギン」は現在25ヘクタールの水田を耕す。南雲氏の所有地はわずかで、大半は後継者のいない農家など38軒から借りた土地だ。

 「どのタイミングで農地を手放せば高い補助金がもらえるか、値踏みする農家すらいる。TPP対策の補助金を将来ビジョンのある農家に絞れば、大規模化も進むのでないか」

 ビギンは冬場の収入源として、平成22年に「さつまいもプリン」の工場を建てた。発案は東京から8年前に就農した新谷梨恵子氏(35)。豊かな風味が評判を呼び、東京・表参道にも販路を拡大した。

 7人の従業員を抱え、平均年齢は29歳。南雲氏は「人が増えるたびに自分の年収は下がる」と笑う。ただ若い人を引きつけることが、小千谷の田園風景を守る道と確信している。

 「この土地を守る若者を育てるのが俺の仕事」

 県内にはコシヒカリの海外販路を切り開いた若い農家もいる。

TPPで揺れる今の日本の農業はどう映るのか

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