もうひとつ例を挙げれば、東京都競馬。大井競馬場だけでなく、ショッピングモールやオフィスビルも保有しており、地価の上昇による恩恵を受ける。「五輪開催によって、レジャースポットとして観光客が競馬場に来るかもしれませんね。さらに東京都のカジノ構想が実現すれば株価の上昇が期待できます」
では、下半期の株式市場はどうなるのか。「この2月や3月に年初来高値をつけた銘柄が制度信用の返済期限が到来する6カ月後の今どうなっているのかを調べてみると、上昇ベクトルなのか、下降ベクトルなのかがわかるはずです」。さっそくチェックしよう。
五輪決定でチャンス増大の有望株
東京五輪開催は有望。国内経済効果は3兆円に
アットブレイン 君塚聡子さん ファイナンシャルプランナー、NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。投資顧問会社Fpeyeでは個人投資家向けに株式情報をリアルタイムに配信中。
「2020年の東京五輪開催が現実味を帯びてきました」と話すのは、アットブレインズの君塚聡子さん。IOCによる6月25日の報告書で、ライバルであるイスタンブール(トルコ)は輸送面で、マドリード(スペイン)は財政面での懸念が指摘される一方、東京はコンパクトな競技場の配置などが評価された。
懸念されていた地震、津波のリスクや電力不足についても、「対策が十分にとられている」と明言されたのは心強い追い風だ。