公共事業費増額、景気に即効性 バラマキ批判、入札不調懸念も (2/3ページ)

2013.12.25 06:15

 公共事業費は当初ベースで、1997年度の9兆7000億円をピークに、12年度には4兆6000億円と半減した。それが政権交代により13年度当初は5兆3000億円と増加。13年度補正でも復興関連を入れると、国の支出5兆5000億円の半分以上を公共事業が占め、14年度当初も増額だ。

 補正予算を含めた100兆円予算で公共事業を大幅に増加させた最大の狙いが、来年4月の消費税増税対策だ。「アベノミクス」を牽引(けんいん)してきた個人消費が、増税前の来年1~3月期に駆け込み需要を発生させ、増税後にその反動減を引き起こす。4~6月期の経済成長率のマイナス幅を最小限にとどめるには景気喚起に即効性のある公共事業を手厚くする必要がある。

 さらに首都高速道路橋脚の老朽化なども深刻化し、補修・更新の必要性も高まっている。これらの工事は「時間がかかる用地買収の必要がなく、受注からすぐ工事に取りかかれる」(麻生太郎財務相)こともあり、即効性が期待できる。

それでも財務省は、公共事業費を減額させる方針だった

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