厚生労働省が20日発表した平成25年の全国賃金構造基本統計調査で、同年6月時点の一般労働者の平均給与(残業代など除く)は前年比0・7%減の29万5700円となり、21年以来4年ぶりに前年を下回った。男女とも前年を割り込んだのは、比較可能な昭和51年以降初めて。賃金が低い中小企業の雇用やパートタイム労働者が増え、賃金水準全体が押し下げられた。
男女間の賃金水準は男性を100とした場合、女性は71・3となり、前年の70・9から0・4ポイント上昇し男女の格差は縮小した。女性の社会進出が進み、勤続年数が伸びたためとみられる。
パートタイム労働者の1時間あたりの賃金は、男性が1095円、女性が1007円でともに過去最高だった。昨年4月に施行された改正高年齢者雇用安定法で、60~64歳の再雇用が増えたのが要因。