ただ、ペンゲラン開発には土地や水の確保といった課題もある。最大の障壁になるとみられているのは用地問題だ。ペトロナスの計画も当初は16年の稼働開始を目指していたが、地元住民などによる反対運動で稼働開始予定が19年にずれ込んだ。
また、昨年には台湾の国光石化が同地での石油化学コンビナート事業からの撤退を発表。これも用地確保のめどが立たなかったためといわれている。
マレーシアが石油・ガス産業の一大集積地建設を軌道に乗せることができるか、ペトロナスの事業は今後に向けての試金石となりそうだ。(シンガポール支局)