カブドットコム証券の「リアルタイム株価予測」のように、ビッグデータで株価動向を探る取り組みは、今後も出てきそうだ【拡大】
指標を共同開発したNTTデータ数理システムの鍋谷昴一主任研究員は「つぶやきの数を詳しく見ていくことで、株価を下げる出来事があったときに、その余韻の大きさなどをみる手がかりになり得る」と強調する。
NTTデータは、3年後に100億円規模の事業に育てたい考え。機関投資家が株価動向を予測するに当たり、この要素を加えて精度を高めることが期待されるほか、金融機関などに顧客の個人投資家に提供する情報の一つとして活用してもらうことが想定される。「市場関係者から意見を聴いて、提供するサービスの形態を検討している」(ソーシャルビジネス推進室の佐藤勇一郎課長)という。
一方、カブドットコム証券のリアルタイム株価予測は、約2年前に提供を始めた。予測に用いるデータは、証券各社が東京証券取引所と契約して取得している株式の全売買注文情報。東証によると、1日の注文数は2000万~2500万件程度。