カブドットコム証券の「リアルタイム株価予測」のように、ビッグデータで株価動向を探る取り組みは、今後も出てきそうだ【拡大】
このサービスの特徴は「仮想で売買注文をつき合わせて、瞬時に計算する技術」(システム部の中沢康至課長代理)だ。例えば取引開始前には、その時点での売買注文から、各銘柄の開始時の予想価格を算出、その日に売買が増えそうな銘柄や業種を抽出。取引中にも、その時点での終値の予想価格が表示されるため、相場の流れをつかみやすくなるという。
もっとも注文が次々と入ることで予想価格も変わっていくため、売買量の少ない銘柄では当初予想から乖離(かいり)していく可能性がある。
海外では、株価水準などに応じてコンピューターが自動的に売買注文を出す機関投資家のアルゴリズム取引でネット上の情報などが応用されている。ビッグデータによる株価予測の精度が向上するかが注目される。