信託協会によると、今年6月末までの教育資金贈与の非課税制度の契約数は約7万7000件と、2年間で見込んだ5万4000件を上回った。また来年1月からの相続税増税を受け、制度利用がさらに広がる可能性もある。
相続税の最高税率は15年1月から現在の50%から55%になり、相続財産から差し引いて税負担が減る基礎控除も現行から4割縮小される。課税対象となる人が100人亡くなったうち4人程度から6人程度に増えることから、政府は生前贈与拡大につながる教育資金贈与の非課税制度を延長する意義は大きいとみる。
ただ、現行の制度は15年12月末で終わるため、16年1月以降に制度を適用するには今年末の15年度税制改正大綱に制度延長を盛り込む必要があるとしている。