高速道路、渋滞解消で生産性向上図る 変動する料金制度も計画 (2/5ページ)

2014.10.5 07:18

 政府は、圏央道と東京外かく環状道路(外環道)、首都高速中央環状線を首都圏の「3環状」と位置づけ、整備を急いでいる。このうち首都高速中央環状線は、来年3月に全線が開通し、3環状で初めて最初のリングが完成する。これによって首都高速の渋滞が緩和され、新宿から羽田空港までの時間が20分に半減するという。

 また、圏央道では来年度に桶川北本-白岡菖蒲ICが開通する予定だ。これができれば、東北自動車道から関越道、中央道、東名高速が都心を通らずに往来が可能になる。これを機に環状道路の利用に弾みをつけたい。

 すでにロンドンや北京、ソウルなどは、都市部を迂回する環状道路で渋滞を減らしている。日本も首都圏3環状として525キロが計画され、あと2年ほどで整備率は8割程度に高まる見通しだ。近畿圏でも大半の工事が終了する。高速道路のネットワーク化が進展しつつある。

 国土交通省によると、日本における車両の走行時間は年間で130億時間。1人当たり換算では約100時間で、うち40時間は渋滞に巻き込まれているという。これは280万人分の労働力が失われている計算だ。

料金所を減らした首都高速では、渋滞の発生件数が減少

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