すでにETC(自動料金収受システム)の搭載比率は、高速道路の通行車両の9割に達している。こうした普及を受け、政府はETCレーンの速度制限も緩和する。今はレーンにある開閉バーの手前で時速20キロ以下に落とさなければならない。来年度からはこのバーを順次撤去し、レーンの幅も広げて40キロ以上での通過走行を可能にする計画だ。
高速道路の渋滞解消には、これ以外の取り組みも欠かせない。以前から指摘されているのが、道路の勾配が下りから上りに変化している場所での渋滞だ。この部分では走行速度が落ち、渋滞が発生しやすいため、路肩の活用で車線を増やすことを検討中だ。
また、事故や悪天候で通行止めになる回数や時間を減らすことも課題だ。例えば大雪で通行規制されても、1車線だけ先行除雪して通行再開を図るという。警察の協力も得ながら事故による通行規制の早期解除など、関係当局で渋滞解消を図ってほしい。