対象は3400万世帯に及ぶ見通しで、2万4000平方メートルまでの農地を所有する農家に1600平方メートル当たり1000バーツ、これを上回る農地を所有する農家には同1500バーツを現金で給付する。
プラユット暫定首相は現金給付措置について、「人気取りのための大衆迎合策ではない」と述べ、あくまでも景気を刺激し、資金繰りに悩む農家を救済するための措置だと強調した。
また、同首相はこうした景気刺激策に加えて政治改革にも引き続き取り組むとし、「われわれは、これまでの内閣ができなかったことを実行している。反発を恐れることはない」と述べ、経済再加速と構造改革に向けた決意を示した。
経済界や専門家は、今回の刺激策をおおむね好意的に受け止めている。タイ産業連盟幹部は「昨年から続いた政治混乱によって停滞していた計画が再開することで、ようやく経済が動き出す」と述べ、政府の刺激策が有効だとの認識を示した。