ツレ高株はいつ売るのがいいのか? マーケット動かすイナゴ投資家たち (1/6ページ)

2014.11.19 10:34

 IPO(新規株式公開)市場が活気づいてきた。今年の目玉ともいわれていたLINEの上場は延期となったものの、注目のIPOはここから年末にかけてめじろ押しだ。もちろん、人気の銘柄を公募価格でゲットできるのは限られた投資家だけだが、すでに上場している関連株でツレ高を狙うことは十分可能だ。

 今年も年末に向けてIPOラッシュへ

 例年通り、この年末も「IPOラッシュ」になることはほぼ間違いない。こうなると、投資家のIPOへの関心が年末に向け一段とヒートアップするはずだ。なお、人気のIPO株は抽選で当たれば、まさに“プラチナチケット”。しかし、これらは高倍率であり、そう簡単にはゲットできない。そのため、多くの投資家は、話題の銘柄のIPO観測が浮上すると、まずは関連銘柄でひと稼ぎしようとする。

 たとえば、昨年6月4日、「LINEが、早ければ11月に日本と米国でIPOする方向で、協議を進めていることが明らかになった」と伝わると、関連銘柄が火柱高を演じた。ネットイヤーグループは6月3日始値388円が、わずか6営業日後には一時855円をつけた。また、アドウェイズが、「LINEと代理店契約を締結し、『LINEフリーコイン』の販売を開始した」と発表すると、同社の株価は発表前の238円から1310円まで急騰した。

希少価値、プレミアム感のある銘柄が人気化するのは当然の帰結だ

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