IPOで人気化する銘柄の特徴は、高成長期待が抱ける業種で、マーケットからの吸収金額が小さい銘柄だ。希少価値、プレミアム感のある銘柄が人気化するのは当然の帰結だ。多くの投資家は、プラチナチケットを公募でゲットできない。どうしても手に入れようとするなら、市場で買うしかない。だから当然、初値は高騰する。そして、初値示現後は、そのチケットをめぐって、あらためてラリーが発生していくのである。
注目のLINEが上場延期へ。関連銘柄の物色は継続するのか?
LINE上場は延期となったが、中止になったわけではない。つまり、今後は再びLINE関連が物色される可能性が高まったというわけだ。
人気IPOのツレ高株はいつ売るのがいいのか
意外なことに9月24日、LINEは年内の株式上場を見送ることを明らかにした。同社は、7月までに東京証券取引所と米国証券取引委員会(SEC)へ上場申請書類を提出し、今秋の上場を目指していた。だが、韓国の親会社ネイバーの中で意見がまとまらなかったため上場を延期したとみられると伝わっている。
この日以降、市場では、上場をきっかけに同社の知名度がさらに一段と上がり、その結果、事業拡大が加速し、関連企業の業績も連動して伸びるとの期待が急速にしぼんだ。だが、これはあくまでも延期であり、中止ではない。このため、今後もLINEの上場時期等に関する報道があれば、そのたびに関連銘柄が同意づくことが予想される。