世界遺産めぐり韓国“大失態” 官民あげて電話投票…24億円請求される (2/6ページ)

2015.6.14 17:15

「軍艦島」として知られる旧端島炭坑=長崎市(奈須稔撮影)

「軍艦島」として知られる旧端島炭坑=長崎市(奈須稔撮影)【拡大】

  • 韓国・済州島の城山日出峰
  • アニメ映画「天空の城ラピュタ」のワンシーンを連想させる長崎市の軍艦島

 選定は11年12月に行われ、世界中から電話やインターネットによる人気投票で、美しい景観の「ベスト7」を決めるというのが趣旨。08年に専門家らによる審査員が候補地28カ所を選出、済州島はこのなかに入っていた。

 一人で何度投票してもよいという韓国国民好みのルールに加え、「世界で○番目」という評価や名誉に執着する国やマスコミの風潮も、この企画にマッチ。韓国は総力をあげて選出を目指したのだ。

 ところが今年1月末、同財団の理事長が訪韓し、関係者に説明した事項で驚くような事実が次々と明らかになった。

 高額電話代の税金払い

 韓国側は選定に向け、10年にソウル大学総長も務めた元首相の鄭雲燦(チョン・ウンチャン)氏を委員長とする「選定汎国民推進委員会」を結成。翌11年3月には国会が支持の決議案を採択、李明博大統領(当時)も投票した。広報大使には女優のキム・テヒさんら芸能人が就任。現地の済州島も官民あげて投票にのめり込んだ。

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