世界遺産めぐり韓国“大失態” 官民あげて電話投票…24億円請求される (4/6ページ)

2015.6.14 17:15

「軍艦島」として知られる旧端島炭坑=長崎市(奈須稔撮影)

「軍艦島」として知られる旧端島炭坑=長崎市(奈須稔撮影)【拡大】

  • 韓国・済州島の城山日出峰
  • アニメ映画「天空の城ラピュタ」のワンシーンを連想させる長崎市の軍艦島

 訪韓した財団理事長は、料金のうちいくらが財団に入るのかについて「韓国通信公社(KT)との契約上、明かせない」などと説明。結局、済州特別自治道は104億ウォン(約11億5千万円)を支払い、残りの約66億ウォン(約7億3千万円)については月1億1千万ウォン(約1200万円)の分割払いで、17年9月まで支払い続けることとなった。

 電話料金の「行方」

 実は、主宰したニュー・セブン・ワンダーズ財団をめぐっては、投票活動中にも疑惑が、韓国メディアによってたびたび報じられていた。

 中央日報などによると、財団は、国連やユネスコ(国連教育科学文化機関)とは一切無関係だった。財団本部に事務所はなく、住所地にあったのは全く別の博物館。あるはずのドイツ事務所は存在しなかった。

 さらに問題視されたのが、電話料金の「行く先」だった。

投票すればするほど…

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