下げ幅500円を超えた日経平均株価を表示する株価ボード=29日午前、大阪市中央区(沢野貴信撮影)【拡大】
ギリシャ債務問題が世界経済に与える不安を受けて、週明け29日の東京株式市場は全面安のなか大幅続落で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前週末比400円18銭安の2万0305円97銭。さらに下落が続き、下げ幅は序盤で500円を超えた。
2万0100円台まで値を下げたのは、今月22日以来、ちょうど1週間ぶり。前週は一時2万0900円台まで上昇するなど高値基調が続いたこともあって、暴落にも関わらず2万円割れの懸念はまだ出ていない。
午前9時3分現在は、516円安の2万0190円。その後はやや下げ幅を縮小し450円前後の下げ幅が続いている。
欧州連合(EU)がギリシャへの金融支援延長を拒否し同国がデフォルト(債務不履行)に陥る恐れが強まったことで、主に機関投資家の間に不安感が広がり、売りが集中した。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前週末比32.22ポイント安の1634.81、下落幅は1.9%。
一方、週明けの外国為替市場はユーロが主要通貨に対し大幅安となっており、一時1ユーロ=1.1ドルを割り込み、約1カ月ぶりの安値をつけた。これを受けて、前週末は対ドルで123円後半を中心に値動きしていた円相場は、朝方に一時122円付近まで値上がりした。午前9時すぎは123円付近まで下落している。