「『もはや戦後ではない』。ちょうど60年前、本年と同じ丙申の年。経済白書は日本経済の焼け野原からの回復による成長が終わったことを、こう表現しました。そして、新しい国造りに出発すべきだと訴えました。私たちもこの3年間、経済最優先で取り組んできました。まだまだ道半ばではありますが、もはやデフレでないという状況を作り出すことができました」
「『挑戦の終わりは新たな挑戦の始まり』。これは小説『下町ロケット』の主人公の言葉です。あの小さな町工場はロケット部品から医療機器へ、次々と挑戦を続けています。ものづくり大国日本を作り上げたのは、こうした中小小規模企業であります」
「一方、東京オリンピックの成功、高度経済成長、挑戦を決して諦めなかった先人たちが、豊かな日本を築き、私たちへと引き継いでくれました。4年後には東京で再び、オリンピック、パラリンピックが開催されます。これを必ずや成功させる、さらに私たちはその先をしっかりと見据えながら、本年、新しい国造りへの新しい挑戦を始める、そんな年にしたいと思います」
「新興国経済の勢いに陰りが見え始め、世界経済は不透明感を増しています。世界は今、持続的な成長への道を模索しています。5月の伊勢志摩サミットは主要国のリーダーたちとともに世界経済の未来に挑戦する大きなきっかけにしたいと考えています」