「そのおかげで、300年後の私たちも花見ができる。春になれば桜の名所は人でいっぱいになります。昨年、岩手を訪れた際、津波の被害を受けた沿岸部に桜の苗木を植える活動を行っている若者たちと出合いました。苗木はすぐには花をつけません。しかし、その努力を続けることで数年先には花をつけ、10年後、20年先も人々が満開の花の下に集い、津波の教訓を語り継いでいってくれることでありましょう」
「私も日本の将来をしっかりと見据えながら、木を植える政治家でありたい。それがいかに時間がかかり、いかに困難な挑戦であったとしても、1億総活躍の苗木を植える挑戦をスタートしたいと思います。1億総活躍元年の幕開けであります。最後となりましたが、本年が国民の皆さまにとりまして素晴らしい1年となりますことを祈念しております。私からは以上です」
--5月の伊勢志摩サミットは日本が議長国だ。どのようなリーダーシップを発揮していくのか。サミットの議題は。ロシアのプーチン大統領の訪日、日中韓首脳会談(サミット)の開催時期は
「本年は、日本は伊勢志摩サミットの議長国を務めます。加えまして、安保理の非常任理事国入りとなります。そしてまた、初めてとなるアフリカでのTICAD(アフリカ開発会議)開催、日中韓首脳会議の議長国など、日本外交が世界を引っ張っていく1年となります。伊勢志摩サミットでは、不透明さを増す世界経済、テロとの戦い、貧困や開発の問題、さらにはアジア太平洋の情勢など、世界が直面するさまざまな課題について議論したいと考えています。自由、民主主義、法の支配、人権といった普遍的価値のチャンピオンであるG7、その議長として、地域や世界の平和と繁栄のためにグローバルな視点に立って将来を見据え、最も適切な道筋を示すことにより、世界をリードしていきたいと考えています」