北朝鮮の弾道ミサイル、打ち落とせるのか 日本を守る迎撃ミサイルの“命中率” (3/5ページ)

2016.3.6 17:08

海上自衛隊のイージス艦「きりしま」から発射されるSM-3ミサイル(海上自衛隊HPより
海上自衛隊のイージス艦「きりしま」から発射されるSM-3ミサイル(海上自衛隊HPより【拡大】

  • 米イージス艦「レイク・エリー」から発射されるSM-3ミサイル(米国防総省撮影、米ロッキード・マーチン社HPより)
  • 北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に備え、防衛省に配備された地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=1月29日午後、東京都新宿区の防衛省
  • 北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に備え、防衛省に配備された地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=1月29日午後、東京都新宿区の防衛省
  • 1台で3台のようにふるまうことが可能なPzH2000(ドイツ連邦軍HPより)
  • 自衛隊によるBMD(弾道ミサイル迎撃)の概念図(防衛白書より)

 「当たらない」伝説

 こうしたミサイル防衛(MD)に対し懐疑的な見方も多いが、不信の元のひとつは1991年の湾岸戦争にある。当時PAC-3の1代前のPAC-2が、イラクのスカッドミサイルを迎撃するため実戦投入された。米政府は当初、スカッドのほぼ全てを「2」で撃ち落としたと発表したが、後の米議会などの調査で命中率はわずか9%だったことが明らかになった。

 この失敗から大改良を施され、ほぼ別のミサイルに進化した「3」は、03年のイラク戦争で実戦に投入されて弾道弾2発の迎撃に成功し、その高性能を証明した。

 とはいえ、軍事の世界に100%の安心はない。

 “撃ち方”の問題

 弾道ミサイルは、簡単に言えば「大きな砲弾」だ。普通の砲弾が火薬の爆発力で大砲から飛び出るのに対し、ミサイルはロケット推進という違いだけで、放物線を描いて自由落下で目標に落ちていくのは同じ。だが、現代では大砲の撃ち方さえも進化している。

実際の戦闘では「1発対1艦」ではない

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