民間研究機関は日本大会には世界のラグビーファンが約40万人観戦に来日し、イングランド大会をしのぐ4200億円の経済効果を生むと予測する。ワールドカップでは試合と試合の間に原則約1週間の猶予を取ることになっているので、複数の試合を見たい観客は最低2週間、日本に滞在することになる。一般に海外から観戦に渡航するラグビーファンは富裕層が多く、彼らがその間に各地を観光したり、飲食したりすれば自ずと経済効果も膨らむ。
非経済効果も見逃せない。大会期間中は日本文化を発信して国際交流を進めたり、ラグビーの「one for all、all for one(1人はみんなのために、みんなは1人のために)」の精神を老若男女に広める絶好の機会になる。
チケットの値決めが難題
事務局は4月から全国の12会場の整備計画を確認し、来年の半ばには各試合の会場を割り振る。各国代表チームが期間中に練習拠点とするキャンプ地の決定もある。募集要項は今年5月にできるが、40カ所を予定しているところに100カ所以上の自治体から手が挙がっているので絞り込み作業は難航しそうだ。