前週後半からの円急騰などを受けて、2日の東京株式市場はほぼ全面安の展開で大幅続落した。日経平均株価の終値は、前週末比518円67銭安の1万6147円38銭。1万6000円を下回った4月12日以来、ほぼ3週間ぶりの安値水準となった。前の営業日である4月28日とあわせた下落幅は1143円に達した。
28日の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和が見送られたことで円相場が急騰。決定会合終了前の1ドル=111円台後半から週末には106円前半まで5円以上も上昇した。週明け2日も上昇し、午前9時半ごろには106円10銭台まで急伸した。2014年10月以来1年半ぶりの円高ドル安水準となった。
これが大幅な下げ材料となり、2日の東京株式市場では全面安の展開で始まった。308円安の1万6357円で寄り付き、午前9時10分すぎにつけた安値は690円安の1万5975円と、一時1万6000円を割り込んだ。しかしその後は下げ幅が500円台から600円台の間で動きが小さくなり、やや下げ幅を縮小して取引を終えた。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前週末比40.59ポイント安の1299.96。東証1部銘柄の騰落は、9%の168が値上がり、90%の1763が値下がりした。