--今後の具体的なスケジュールなどは?
「うかがっていない」
--今回の訪中で金総裁と会う予定は?
「ない」
--金総裁から、どれぐらい会議に参加するかや、報酬などの条件面の話は?
「そういう話も一切ない」
--総理経験者としての立場でどういった助言をしてほしいなどの話は?
「私が日中友好のために努力をしている姿をみておられたと思う。私は、日本政府が必ずしも私をAIIBの諮問委員にすることを望んでいないのではないかという話は申し上げた」
「しかし、そのときに(金総裁は)日本から選ぶというのではなく、あなたを選びたいのだとおっしゃった。そういう意味で、友好にそれなりに努力をしてきていることが金総裁の頭にあるのではないかと推察する」
--今後は正式に書面で正式な打診があるのか
「最後は何らかの署名が必要なのではないか。来たらお受けしようと思う」
--なぜ金総裁は鳩山さんに打診したのか
「おそらく日本や米国など参加していない国があるけども、そうした国を除外するつもりはないと。従って諮問委員に日本人を入れる気持ちは持っており、それはあなたが一番適任ではないかと。そういう理由だろう」