
8月、リオ五輪レスリングの女子58キロ級決勝でロシア選手(右)と対戦し、金メダルを獲得した伊調馨選手=リオデジャネイロ(共同)【拡大】
政府は13日の閣議で、リオデジャネイロ五輪のレスリング女子58キロ級で金メダルを獲得し、女子個人種目で五輪史上初の4連覇を達成した伊調馨選手に国民栄誉賞を授与することを決めた。
菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、授与の理由について「人一倍の努力と厳しい修練の積み重ねにより、最後まで勝利を諦めずに金メダルを獲得し、オリンピック競技大会史上初の女子個人種目4連覇という世界的な偉業を成し遂げた。多くの国民に深い感動と勇気、社会に明るい希望を与えた」と説明した。
伊調選手は青森県出身で、世界選手権でも計10回優勝している。レスリング選手としては、平成24年の吉田沙保里選手に次いで2人目。
国民栄誉賞は昭和52年に制定され、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者」が対象。これまでに22個人1団体に授与されている。