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LTE対応のiPadミニ発売 KDDIとソフトバンク
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KDDI(au)とソフトバンクモバイルは30日、米アップルの多機能端末「iPad(アイパッド)」を小型化した「アイパッドミニ」と、従来機を進化させた第4世代のアイパッドを発売した。auがアイパッドを扱うのは初めて。
auは次世代高速通信「LTE」と公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の双方に対応する端末のみ、ソフトバンクは双方対応の端末とWi-Fi専用端末の2機種を発売する。
同日朝、両社が都内で発売イベントを開催。KDDIの田中孝司社長は「パソコンとスマートフォン(高機能携帯電話)の機能の間をつなぐのがアイパッド。ようやく参入できた」と喜びを語った。
ミニは7.9型ディスプレーを搭載。従来のアイパッドと比べ重量を半分、厚さを8割程度に抑えた。
au、ソフトバンクとも、2年契約などの条件で端末価格が実質0円となる機種を用意。通信料金はauは12月末までに購入した場合、月額5775円。ソフトバンクも同額のプランなどがある。
ソフトバンクモバイルの宮内謙副社長は同日の発売イベントで、携帯電話の「iPhone(アイフォーン)」と同様、アイパッドでも下取りプログラムを実施することを明らかにした。買い取り価格は最大2万円という。